自 令和   2年   4月 1日

至 令和   3年   3月31日

 

1.はじめに

平成22年に当時の前原国土交通大臣が八ツ場ダム建設中止を宣言し先行きが見通せない時期もありましたが、その後政権交代があり建設が再開され、今年の3月末、ついに八ツ場ダム完成に至りました。昨年の台風19号による水害に対しては利根川上流7つのダム群により利根川の水位を約1m下げる調節効果を発揮し、堤防の決壊を防ぐことができました。その中でも調節量の約半分をたまたま試験湛水中の八ツ場ダムが背負った形になり、『今回はタイミングがよかっただけだ』という人もいますが、公共投資(八ツ場ダム建設)を行うことは大きな財政負担だけではなく、被害を抑えることで膨大な黒字(水害被害の損失を免れた効果)をもたらしたと言えるのではないでしょうか。対照的に脱ダム宣言の長野県の千曲川が氾濫した膨大な被害による損失をみればどちらが正しかったか、未曾有ともいわれる今回の災害が教えてくれたのではないでしょうか。

 

 少子高齢化の時代を迎え、ますます一人一人の命を大切にする必要があり、県民の安心・安全を確保するためには公共投資は不可欠であり、私たち「群交協」は生活道路の安全対策の推進をさらに要望してまいります。そして要望するのみではなく、専門工事業者としての目線で点検清掃作業の実施や、昨年度も中之条土木管内において皆様にご協力いただいた、県との防災協定に基づく支援対応、県との協賛によるぐんま道路フェア等のイベントにも積極的に参加し、県との協力・信頼関係をさらに深めてゆきたいと思っています。また一昨年、昨年と二年続けて県警交通部長様から感謝状を頂きました。私たち組合員はそれに驕ることなく知識及び技術力の研賛にさらに努めてゆかねばなりません。

 

私たち「群交協」の組合員は、新時代も一致団結協力して感謝され、そして信頼される組合としてともに困難を乗り越え、更なる貢献を目指して活動してゆきたいと思いますので新年度もよろしくお願いいたします。